カングー NAG内圧コントロールバルブ〜早くできないかなぁ...

内燃機エンジンとりわけ4ストローク・ピストンエンジンの場合、往復運動の際に生じるクランクケース内の圧力昇降はピストンの往復運動のスムースネスを妨げます。それは「ポンピングロス」という名称で回転出力として取り出す際の出力低下要因とされています。こんな事は何十年も前から知られていたし、バイク小僧なら誰だってクランクケースからブリーザーホースを伸ばして大気解放させることで対策できることを耳かじりで知っています。そして近年になってそれをスマートにコントロールすることでドライバビリティーを向上させられる要素になる、と考えた人が製品化したのがこれです。


先日ATFを新調交換したことでスムースな加速を取り戻したカングー、変速ショックもマイルドになりましたが、もともと減速時にオートキックダウンする仕様だったりと国産車のATと比べると違和感を感じる人は多いでしょう。それで「NAG付かないかなぁ...」とふと思ったりしたわけです。

検索するとすぐ出てきたのが「Blue Cafe MotorCycle Racing」さんのブログ記事。なんと奥さんのカングーに装着済みで、カングー専用キットの販売も考えているとのことで連絡させていただきました。

NAG装着カングーのドライバビリティーをお聞きしたところ、ジブンが想像していたフィールに近い感想だとのこと。これは付けなくては!とあせってみましたがまだ「エマルジョン対策仕様の宿題」を試験中とのことで、完成次第ご連絡をいただくことになっています。

う〜ん楽しみ!