続・新型カングー現る〜観音扉も健在だけど...〜

外車関連雑誌やWEBでも新型カングーの情報がちらほら掲載され出しました。最初の頃は「観音扉が無くなる」とか「後席もスライドウィンドウに」とか「内装が普通になった」とかいろいろ言われてました。

蓋を開けてみると予想通り「観音扉は健在」で、「後席は今と同じウィンドウ」で、「内張が少し増えた」程度でしかなかったですね....

「観音扉は健在」ですが、少し怪しい面影です(後で解ります)

個人的には、どうにも「かわいくない」し「かっこよく」もないと思ってしまう横顔です

後席の入口は確実に広くなってます。後席レッグスペースも拡大してるように見えますね。

運転席は可もなく不可もなく...と言ったところ。うちの連れあいは助手席前のダッシュボードがフラットでなくなってモノが置けない! と不評です。まぁカングー買う人でここに必要以上の豪華さを求めることはないでしょうからね。

両サイドのコックピット収納から、頭上前方の収納になっています。実用度はどうだか解りませんが、おもしろさは無くなりました。なにより頭上に長尺モノをはわせるような使い方は出来なくなりましたね。

観音扉のピラー幅が広がって、ウィンドウも小さくなったように見えます。後方視界は現行型よりずっと悪そうですね。

「トノカバーが2段階の高さで使えるようになった」とか「サイド収納ボックスがついた」とか、便利になったようにアナウンスされていますが、(車体が大幅に大きくなったんだから)肝心の荷室は大きくなったのかなぁ...数字がないのでなんとも言えませんが、よくよく見てみると現行車にないくらいのサイドウィンドウの出っ張り具合と後席スピーカ設置部分に内張が出来た分を足すと、ひょっとしたら現行車より荷室横幅は狭いかも...と思わせます。

こうやって車体寸法や写真で眺める限りでは、総じて新型カングーは「メタボ入ったなぁ」という感じです。いまのところ期待させるとこが見つかりません。順番が逆だったら「贅肉をそぎ落とした商用車!」だったかもしれない...と思ってしまいます。