ルノー純正故障診断機『CLIP』〜純正バッテリー以外はNG判定?

先月末あたりから低速走行時にストン、とエンジンがストールする症状が頻発していたのでディーラーに持ち込んで原因を調べてもらったのですが、要とした原因は分からずじまい。オルタネータあたりも心配だったのでチェックしてもらったところ....「オルタネータは大丈夫ですが、バッテリーがNG判定が出てます」 「どういうこと?」

ルノー純正故障診断機『CLIP』による愛車の無料診断キャンペーンを実施中...なのだが

実は昨年の9月、24ヶ月点検時に元から搭載されていたバッテリーが弱っている、との指摘をディーラーで受けて交換を勧められたのですが、純正バッテリーのディーラー価格があまりに高価(43,000円)だったので、評判実績が高いバッテリーのバスケスさんで代替えバッテリーを購入しました。これまでバッテリーに関しては問題なく機能していたのですが、ディーラーの診断機でNG判定が出てホントのところが解らないというのはユーザーとしては困ってしまいます。

バスケスさんに連絡したところ無償でバッテリーチェックを行います、とのことでしたので伺わせていただきました。

まず静止・アイドリングから定常運転時の充電負荷を測定して貰いオルタネータ性能に問題ないことを確認して貰いました。その後バッテリーを降ろして、比重・電圧・電流・負荷電圧等の項目を測定してもらいました。(GSユアサ・バッテリーテスター:MBA500) 測定結果の数値は10ヶ月使用のバッテリーにもかかわらず、新品純正バッテリーと同等以上に良好なものでした。 とりあえずバッテリー単体性能、オルタネータ充電性能については問題無し! というのが解ってひと安心です。バスケスさんほんとうにありがとうございました!!

改めて、「ルノー純正故障診断機『CLIP』でNG判定」というのはどういう事だったのか、というとこの診断機は純正品のバッテリーに記載されているユーロ規格の規格番号で定めたバッテリー性能を基準にして、そのときのバッテリーの状態がどれくらい低下しているかを判定するらしい。 つまりバッテリーの絶対性能を測定しているわけではなくて、仮に純正品以上のバッテリー性能が出ていたらNG判定が出る。 この辺はちょっとややこしい話です。