カングーのエンジン:RENAULT K4M 〜素性の良い万能選手

大きく重く(1,200→1,460kg)なった新型カングーは、旧来からの1.6リッター:K4M型エンジンを搭載してます。 試乗がまだなのでなんとも言えませんが、10馬力アップさせたとは言え、普通に考えると「鈍足」になったんじゃなかろうかと心配してしまいます。このK4M型エンジンは登場(1988〜)以来、廉価版商用車からスポーツ車はおろか、フォーミュラにまで使われている万能エンジン。その滑らかさは上級車に積まれる2リッター:F4型エンジンを凌ぐ素性の良さを持っていると言われています。

初めて(旧型)カングーに試乗したとき、国産車に慣れた体には、のっそりした動きだしに「95馬力/5000rpm、15.1kg/3750rpm」スペックは非力に感じられたものですが(実は国産車のアレンジメントがおかしいと後でわかるのですが)、慣れてくると低速域では微妙な取り回しが可能だったり、中速域以降の伸びやかさは国産車では感じられないフィールを持っています。思えば中低速寄りセッティングのエンジンに、ハイギアな変速機を組み合わせた様な感じです。最大トルクの90%を2000rpm以下から、滑らかでフラットに発生させるエンジンならではのドライバビリティーと言えます。

 

さぁ、新型カングーに積まれた新チューンのK4M型エンジンのドライバビリティーやいかに!

カングーのエンジン:RENAULT K4M 〜素性の良い万能選手” に対して1件のコメントがあります。

  1. メルキ より:

    新型カングー試乗しましたよ、
    出だしは実用粋だと思います
    今年の七月には購入予定です
    ディラーの方の話によると ターボモデルが出るとか
    理由はインターネットで出だしが悪いとの悪いうわさが出回りすぎたから?
    ミッションはMT アクティフになりそうです
    私個人的にそのまんまの禅でよいかなあと(笑)

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