夏の終わりに南北日本アルプス巡りの旅2〜分杭峠、噂のゼロ磁場体験!

「町営ハイランドしらびそ」の朝は快晴! 遠くまで澄んで見回せるパノラマが素晴らしいです。そうそう昨夜の夕食ですがたいへんおいしゅうございました。一般の旅館にありがちな内容ではありますが、お腹いっぱいになりました。(焼き物、揚げ物や茶碗蒸しが冷たいというのは、も少し工夫が欲しかったですが...)駐車場脇の野原でさんちゃんとボール投げをやって、朝食をとって、荷物を積み込んで、2日目スタートです!

しらびそ高原から国道152号線(杖突街道)に出て北上、とくに観光地らしい風情はありませんが、夏の終わりの緑の濃さを愛でながら、ユルユル走ります。早朝ということもありますが、この道は行き交うクルマもほとんどありません。そして戸倉山の手前に噂の分杭峠があります。なんでも中央構造線の巨大断層がぶつかりあい「ゼロ磁場」という特異空間を形成しているのだとか...そして濃密な「地の波動」「気」を噴出させている希有な場所なんだと。「パワースポット 分杭峠.jp 」なんてのをつゆほどにも信用してませんが、怖いモノ見たさというやつです。静岡側からだと峠を越えたあたりに、車14〜5台が停まれる公衆トイレ付きの駐車場があり。その脇に「ゼロ磁場地帯」を唱うちいさな立て札があります。 大きな誇大看板がぶら下がってるワケでも、公共の観光案内が出ているワケでもないので、つい見過ごしてしまうところです。駐車場の谷川から25m位下ったところに木製ベンチが置いてあり「ココでどうぞ」という事なんだと思います。

その場所に来てすぐに異変を感じたのがウチの連れあい。特におどろおどろしい場所ではないのですが、足下がおぼつかない様子で「これ以上行きたくない!」とのこと。物の怪の気配に全く疎い自分でもはっきりわかるほど「何か」が感じられます。三半規管がちょっと揺すられるような感覚、左脳後部がはっきり重くなり、アタマの中にチリチリ虫が入り込んだような...連れあいが留まるのを嫌がったので、10分そこそこでその場を離れましたが、頭を輪っかで軽く締められるような感じがしばらく取れませんでした。科学的な理屈や風水の実際はともかく、霊能者とか言われる人はこんな感覚を普段から敏感に受け取れるのだろうか...ちょっとした不思議体験ができました。

※ウチの連れあいは、車での山の上り下りで気圧の変化に耳が耐えられずとても痛くなるのですが、昨日のしらびそ高原への登坂でかなり苦しんでいたのが嘘のように、この場所を過ぎて以降、北アルプスでの登坂でも耳が快調(痛くならない)になったとのこと。偶然でしょうか、不思議です...

パワースポット 分杭峠.jp 」まんざらでもないかも、そう思えてくるから不思議です。

※30年くらい前に山形の月山付近の林道をバイクで走っていたときに、どの辺だったのか地図上では思い出せませんが、急に何気ないガレ場の坂が壁に感じられたり、登っているのか下っているのか解らなくなる感覚になった谷間の道の事を後で思い出しました。この時立ち止まったときも、分杭峠の「ゼロ磁場地帯」での感覚に似ています。